【講演参加報告】アルツハイマー型認知症の行動・心理症状(BPSD)を再考するWeb Conferenceにてパネリストとして登壇しました
2025年12月19日、大塚製薬主催のWeb Conference
「アルツハイマー型認知症の行動・心理症状(BPSD)を再考する」にパネリストとして参加いたしました。
当日はZoom配信形式で行われ多数の医療従事者がご参加くださいました。
座長は、まごころクリニック院長の山口優美先生。
特別講演「BPSDの早期治療介入に向けて」を、大田区にある たかせクリニック理事長・高瀬義昌先生が担当されました。

私 河隝は、続いて行われたパネルディスカッション
「レキサルティをいつ・どのような症状に使用を勧めるか」にて、症例の発表と
医療法人社団勝榮会 理事長・いりたに内科クリニックの入谷栄一先生とともに参加された先生方とディスカッションをさせていただきました。


講演では、高瀬先生により、医学的根拠に基づく早期介入の意義が明瞭に示され、非常に学びの多い内容でした。
認知症診療において、
この症状への早期介入は、生活の質(QOL)維持や在宅療養の継続に直結する非常に重要な課題で、ご本人が困るだけでなく、ご家族や介護者の負担を大きくして、自宅療養を困難にしかねません。
◆ディスカッションを通して感じたこと
パネルディスカッションでは、治療選択のタイミングや薬剤の適切な使い方について、現場での具体例を交えながら意見交換が行われました。
私自身、訪問診療の現場でBPSD症状に直面する機会が多くありますが、薬物療法を導入する際には、ご本人の生活環境や介護者の理解を深めた上で慎重に判断する必要があります。
レキサルティについても、単に薬効を見るだけではなく、患者さん一人ひとりの「穏やかな時間を取り戻す」ための手段として、どのように位置づけるかが大切だと改めて感じました。
各先生方の経験談をお聞きし、早期介入の重要性を再認識いたしました。
◆さいごに
今回の会では、他の先生方との意見交換を通じ、日々の臨床における気づきや改善点を改めて考える貴重な機会となりました。
これからも、在宅・訪問診療の現場で、患者様とご家族に寄り添う認知症ケアを実践してまいります。
あんクリニック訪問診療
院長 河隝 芳正

