院長ご挨拶


医療法人社団敬正会
理事長
あんクリニック訪問診療
院長
河隝 芳正(かとう よしまさ)
尊敬する緩和医から緩和病棟に来る人はどういう人だと思いますか?と質問されました。
耐え難い痛みがある人です、
吐気や呼吸困難で苦しがっている方です、
積極的な治療法がない患者さんです、
どれも〇をもらえず
傷ついてきた人たちです
と教えられました。
医療を信じ治療に頑張ったあげく、
”打つ手はすべて打ちました”
”手の施しようがありません”
”もう治療法はありません”
”もう通院の必要はありません”
傷つき、落ち込み、自分が家族が今後どうなってしまうのか不安に思っている
心をかけても相手になりきることは不可能なのだから
医師としてとことん考えて、
人として精一杯 相手に寄り添いなさい、
それでも足りない。
今後もこれがよい医療だと満足することはなく地域医療・緩和医療に取り組んでまいります。
よろしくお願いします。
経歴
平成10年、国立富山大学医学部卒、同大学外科で心臓血管外科、呼吸器外科、消化器外科を学ぶ。
動脈硬化についての研究にて医学博士号取得。
医局派遣にてICU管理、救急医療を経験し、
その後、内科、皮膚科を研修し在宅医療サービスを提供する「あんクリニック訪問診療」を開院し10年が経過する。
担当
- 外科
- 内科
- 皮膚科
- 緩和医療
資格・所属団体
- 医学博士
- 産業医
- 難病指定医
- 認知症サポート医
- 外科認定医
- がん緩和ケア研修修了
- 日本在宅医療連合学会
- 日本緩和医療学会
医師紹介

あんクリニック訪問診療
副院長・診療部長
山村 武史(やまむら たけし)
あんクリニック訪問診療の副院長の山村武史です。
私は大学卒業後、急性期から慢性期・緩和医療まで幅広く研鑚を積み総合内科専門医となりました。専門の血液内科では、造血器疾患・造血器悪性腫瘍の診療を担当してまいりました。
地域医療を担うあんクリニック訪問診療では、専門分野に限らず、”医療の専門家”として、総合的な視点から患者様や御家族に寄り添った医療を提供してまいります。“あんクリニック“ の ”あん”は 安心・安全から、そして患者様やその御家族と、療養の最初から最期の時までを共に過ごしたいとの理念に由来いたします。
その名に恥じない医療を提供してまいりますので宜しくお願い申し上げます。
担当
- 一般内科
- 血液内科
資格・所属団体
- 日本内科学会・総合内科専門医
- 日本血液学会・血液専門医
- 難病指定医
- 緩和ケア研修会修了
- 認知症サポート医
- 在宅褥瘡予防・管理師

あんクリニック訪問診療
医局長
菊池 絢斗(きくち けんと)
私は画像診断学教室で医師人生をスタートしましたが、患者様との直接的な触れ合いを増やしたいという想いから在宅医療の道に進みました。
生まれ育った中野・杉並地域で診療に従事させていただき、あんクリニック訪問診療に入社してからはすでに七年が経ちました。
在宅医療専門医・指導医の資格も取得し、現在は研修プログラムの責任者も併任しております。
“あん”クリニックの名称は、当院でお引き受けした患家の皆様に、安心して療養していただきたい、最初から最後まで責任をもって寄り添いたい、という思いに由来しています。
終末期医療含め多様な疾患の方の診療を行っておりますため、患者様のことを真剣に思い、地域医療に貢献できる、次世代を担う在宅医の養成に力を注いでいます。
当院では365日、24時間体制で患者様ご本人やご家族のサポートに努めております。みなさまの急な体調変化時にお伺いし、適切に検査・診断・治療を行い、なるべく通院のご負担を減らせることが理想です。当院では採血・採尿・細菌培養検査などに加え、心電図やポータブル超音波検査なども実施できます。発熱や痛みの原因を探るため血液検査を行ったり、超音波検査で内臓器をリアルタイムで評価することなどが可能です。適切な早期治療を行うことで病状が悪化してしまうことを未然に防げることあります。
もちろん、必要時はCT・MRI・PETなど病院受診が必要となる検査・治療に関してのアドバイスや、受診の手配などもお手伝い致します。お困りのことがあればいつでもご相談ください。
担当
- 一般内科
- 画像診断
資格・所属団体
- 日本在宅医療連合学会・在宅医療専門医・指導医
- 日本緩和医療学会
- 緩和ケア研修会修了
- 難病指定医
- 認知症サポート医

あんクリニック訪問診療
医師
油谷 知毅(あぶらたに ともき)
東京医科歯科大医学部2009年卒の油谷と申します。 私は十年以上、附属病院等において消化器・一般外科医として研鑽を積んでいりました。特に消化器がんに関しては最先端のロボット手術や化学療法・免疫療法など専門治療経験が豊富です。
専門は、がん治療・一般外科・消化器科ですが、もちろん内科全般、脳梗塞・脳出血後の麻痺のある方や、神経難病、精神疾患、リウマチ等の膠原病の患者様など、あらゆる患者様に対応いたします。
その他にも血圧・血糖・排泄管理、心不全・腎不全・肝不全、肺炎や尿路感染などへの抗菌薬治療、褥瘡対応、中心静脈栄養・胃ろう・腸ろうなど経腸栄養管理、関節注射などの疼痛管理、腹部エコー検査、腹胸水穿刺、ドレーンやストマ(人工肛門)、経鼻胃管やイレウス管の管理、人工呼吸器対応、など全身管理には精通しております。これまでの経験を生かして、生まれ育った武蔵野の地で地域医療に貢献したいと考えております。

私は、医師として何よりも患者様・ご家族様のお話を傾聴することを大切にします。診察中に一方的に話すのではなく、必ず患者様やご家族様に気兼ねなくご質問していただけるような雰囲気づくりと、あえてちょっとした「無言」の時間を設けることを心がけております。「無言」の時間に、患者様やご家族様が聞きたかったことをハッと思い出したり、思いついたりするのをよく経験するからです。
また、ご家族の次にご本人と濃厚な時間を過ごされているのは関連職種(ケアマネージャー、訪問看護、訪問介護、訪問リハビリ、デイサービス等)の方々です。
それと比べると医師の関わる時間はわずかです。
謙虚さを忘れずに多職種連携を意識し、ケア・キュアがうまく機能するよう、皆さまの意見に耳を傾け一緒に最適なプランを探していきたいと思います。
担当
- 一般外科
- 消化器科
資格・所属団体
- 医学博士
- 日本外科学会 外科専門医
- 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
- 日本内視鏡外科学会 技術認定医(消化器・一般外科領域)
- 日本消化器内視鏡学会
- 日本消化器外科学会
- 日本胃癌学会
- 日本消化器病学会
- 難病指定医
- 認知症サポート医
- Certificate of da Vinci System Training As a First Assistant
- 日本救急医学会認定ICLSコース修了
- 日本静脈経腸栄養学会TNT研修会修了
- 緩和ケア研修会修了