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杉並区高井戸
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皮膚科外来広報より

~お肌の大敵・紫外線対策しましょう~

紫外線が強くなる時期になりました。
5月から7月にかけて紫外線が強くなり、特に7月は紫外線量がピークになります。
また、紫外線の強い時間帯は10時~14時と言われています。紫外線は、生物に与える影響を基に波長の長い方からUVA、UVB、UVCに分けられています。
波長が短いほど傷害性が強く、UVCは幸い地球を取り巻くオゾン層により吸収され、地表に届く紫外線は少量のUVBと大量のUVAです。
UVAは、肌の奥(真皮層)まで到達し、シワやたるみの原因になります。また、UVBは、皮膚の表皮に影響を与え、シミや日焼けの原因になります。紫外線から肌を守り、紫外線対策をしていきましょう。

<紫外線対策>

①日焼け止め
こまめに日焼け止めクリームを塗りましょう。

日焼け止めクリームには、SPF,PAという値が表示されています。

・SPF(Sun Protection Factor)
SPFはUVB防止のバロメーター。紫外線のUVBを、何も塗らないときに比べて何倍防ぐことができるかの目安です。

・PA(Protection grade of UVA)
PAはUVA防止のバロメーター。紫外線のUVAを、どれくらい防ぐことができるかの目安です。
効果の度合いが4段階に区分されています。

PA+     効果がある
PA++   効果がかなりある
PA+++   効果が非常にある
PA++++ 効果が極めて高い

このようにSPFの数字が大きく、PAの+の数が多いほどより紫外線を防ぐ日焼け止めであることを示します。
ただ、紫外線を防ぐ効果が高い日焼け止めは、敏感肌の方など肌に負担がかかる場合もあります。
日常生活の中で、1時間以内の外出ならSPF30・PA++程度の日焼け止めを使用したり、海やプールなどの外出ではSPF50・PA++++の日焼け止めを
使用するなど状況に応じた使い分けをするのもお勧めです。

②曇りや雨の日も紫外線は届くので油断大敵です。

③内でも対策:窓ガラスは紫外線を通します。UVカットフィルム・カーテンを使用する。

④帽子や日傘、サングラスの使用。

⑤UVカットの服を着る。

 

♥紫外線対策をしてこれからの暑い季節を乗り越えましょう♥