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皮膚科外来広報より

花粉皮膚炎

今年2025年は、東京都や神奈川県、静岡県などで1月中に飛散の開始が始まり、例年よりも早い花粉症シーズン入りとなっています。

花粉が原因となるアレルギー症状と言えばくしゃみ、鼻水、目のかゆみなどが一般的ですが、花粉が皮膚に接触することによって皮膚トラブルが起こる事があり、「花粉皮膚炎」と呼ばれています。

「花粉皮膚炎」は花粉によるアレルギー症状の1つで目の周りや顔、首などの肌が赤くなったりかゆくなったりします。

花粉皮膚炎は、皮膚のバリア機能が低下した皮膚で起こりやすいため、乾燥肌の人やアトピー皮膚炎の素因がある人は、「花粉皮膚炎」をおこしやすい傾向にあります。

また、花粉がついて痒くて目をこすったり、鼻のかみすぎで鼻下が荒れてしまうと、その傷ついた皮膚に花粉が付着して花粉皮膚炎になることもあります。

顔や首などの肌を露出している部分には花粉が直接付着すやすく、皮膚トラブルが起きやすい部位といえます。

予防するには、花粉が肌につかないように皮膚を守る事が大切です。

外出時にはマスクやメガネ、帽子やマフラーなどを着用して顔や目を守りましょう。また十分な保湿で肌にうるおいを与え、肌のバリア機能を回復させることが大切です。

さらに、生活習慣を整えて、バランスの良い食事や質の高い睡眠など体内から肌の調子を整えることも大切になってきます。

花粉皮膚炎の症状を予防するために、しっかりとした対策を行っていきましょう。